渡辺源四郎商店第36回公演
『親の顔が見たい』

作・演出 畑澤聖悟
2022年５月２日（月）〜６日（金）＠ザ・スズナリ

出演：東さわ子（劇団東演）猪股俊明 各務立基 近藤 強（青年団） 佐藤 誠（青年団）天明留理子（青年団） 根本江理（青年団） 羽場睦子 三上陽永（虚構の劇団 ぽこぽこクラブ） 森内美由紀（青年団） 山藤貴子（ＰＭ/飛ぶ教室）山村崇子（青年団）
折舘早紀（青年団）／木村慧 Ｗキャスト


【 あらすじ 】
とあるカトリック系私立女子中学校に通う女子生徒が、いじめを苦に自殺を図った。遺書に記されていた複数の同級生の保護者が学校に招集されたが……。

【 解説 】
2008年に畑澤聖悟が劇団昴ザ・サード・ステージに書き下ろし、2009年から2015年に渡って劇団昴本公演として上演。第12回鶴屋南北戯曲賞にノミネート。2012年には韓国ソウルの劇団神市による上演が行われ、その後さらにFOX KOREA製作、キム・ジフン監督（『第7鉱区』『光州5・18』などの監督として知られる）による映画化も実現し、現在公開が待たれている。2021年に初めて、「親と子を考える３作連続上演」の中で、畑澤自身の演出による上演が予定されていたが、東京都の緊急事態宣言に伴い、無観客による映像配信のみが行われた。

渡辺源四郎商店第36回公演Presentsうさぎ庵Vol.18
『コーラないんですけど』

作・演出 工藤千夏
2022年５月８日（日）〜10日（火）＠ザ・スズナリ
出演：桂 憲一（花組芝居）大井靖彦（花組芝居）
西川浩幸（キャラメルボックス／）植本純米（花組芝居）Wキャスト
【 あらすじ 】
ある日、ひきこもりの息子に戦場への迎えが来る。母親は、息子の代わりに自分が出征すると言い出した……。

【 解説 】
日常と地続きの戦争を母と子の関係を軸に描く、うさぎ庵流のやわらかな不条理劇 。花組芝居の桂 憲一 、大井靖彦がジェンダーも年齢も超えて、母と息子を瞬時に演じ分ける。二人に関わる他者をキャラメルボックスの西川浩幸と花組芝居の植本純米の豪華なWキャストでお送りする。４人芝居として書かれた渡辺源四郎商店初演版を、3人芝居として新しく創り直したが、東京都の緊急事態宣言で2020年は上演中止、2021年は無観客で収録・配信のみとなった。絶対に観客の前で演じたいという思いから、2022年は３度目の挑戦となる。